中学受験では、本当にこれだけ勉強しなければならないのか?

神楽坂悠真塾は、

「運動と勉強で小学生の
“根本のチカラ”を育てる」

という方針のもと、
2018年2月に開校しました。

コロナ禍の時期を挟んで6年間、
実教室での運営を続けてきましたが、
この間に明らかになった

「勉強前に行う良質な運動」

の効果の高さに注目し、

5月6日(月)より、
平日週4回、16時半から30分間の

「プレスタディ・エクササイズ(PSE)」

オンラインプログラムをスタートすることと
なりました。

また、それに先立ち

4月18日(木)~30日(火)

の期間中は、全てのレッスンを無料で何回
でもご体験いただける

「無料トライアルキャンペーン」

を実施いたします。

小学生のお子様がいらっしゃるお母様・
お父様で

「学習習慣を身につけさせたい」

「中学受験で、実力を発揮できるように
したい」

「運動が得意な子にしてあげたい」

等々、ご興味をお持ちの方は是非、お気軽に
ご参加ください。

■「無料トライアルキャンペーン」
お申込みフォーム
https://bv814.hp.peraichi.com/

★今回の新プログラム立ち上げに至る背景や
今後の予定等につきまして、
何回かに分けて発信をさせていただきます。

特に、今後お子様の「中学受験」をお考えの方
や、既に受験準備を進めておられる方には、
参考にしていただける内容が多く含まれてい
るかと思いますので、
ぜひお読みいただけますと幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現代の、特に都市部の小学生を取り巻く環境
に関して、
私がこの6年間、会員の小学生1人1人と深
く触れ合う中で最も強く感じた問題意識は

「中学受験」

に関することです。

現在は空前の”中学受験ブーム”と言われ、
都市部の、エリアによっては半数以上の小学
生が中学受験を目指している現状があり、
その流れは次第に地方の小学生にも波及して
いるとも言われています。

私自身、小学生が中学受験を目指すこと自
体に対しては肯定・否定どちらの意見でも
なく、
本人の希望や適性・状況などをもとに各御
家庭で適切に判断されたことであれば
「するもよし、しないもよし」
と考えています。

しかし、現状広く行われている、中学受験に
至る「準備」のあり方については、
見直すべき点が多々あると考えています。

現在、中学受験をするにあたっては、遅くと
も小3の2月までに進学塾に入塾し、
受験本番までの3年間、そのカリキュラムに
則って準備を進めることが「王道」とされて
います。

現実には、この

「進学塾のカリキュラムに則って受験準備を
進める」

スタイルには、「合う子ども」と「合わない
子ども」がいるはずですが、
現状、中学受験を目指した場合にこの他の選
択肢はほとんどなく、

本来は「合わない」タイプの小学生がこの
スタイルで受験準備を進めることが多く行わ
れています。

その結果、
子ども本人や家族の心身に過剰な負荷がかか
ったり、
あるいは中学受験に多大な時間と労力をかけ
ることにより、本来であればその時期に学んだ
り経験したりするべき他の重要な事柄につい
て十分な時間を割くことができなかったり、
あるいは全く学習・経験することなく通り過
ぎて行ってしまったり・・・
と、多くの問題が生じていることが考えられ
ます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「過剰な負荷」の現状として、私の中で特に
衝撃的だったのは、
あるインターネットサイトの中で

「中学受験を目指す上で必要な勉強時間は、
平日で学年×1時間・・・」

という内容の記事を目にした時でした。

いわゆる「難関校」「最難関校」を目指す対
象を前提に書かれた記事だったと記憶をして
いますが、

「学年×1時間」

ということは、小学5年生で5時間、6年生
で6時間、勉強をするということです。

これを「平日に」ということであれば、
例えば6年生が夕方4時に帰宅をしたとして、
夕食を食べずにノンストップで勉強をしても
10時までかかるということになります。

これに夕食の時間・入浴の時間を入れると早
くても11時。

この時点ですぐに寝て、翌朝7時に起きると
してギリギリ8時間睡眠が確保できる計算です。

つまり、この

「平日で学年×1時間」

を本当に実行するには、
小学生が毎日下校後、

「自由な時間」
「息抜きの時間」

を全く取らずに毎日過ごすか、もしくは睡眠
時間を削らなければ成り立たないこととなり
ます。

また他の記事では、ある大手進学塾の6年生
が1年間で取り組むプリントを積み重ねると、
天井の高さを優に超える

・・・といった内容も目にしました。

実際にどれくらいの子どもたちがこのような
生活を送って中学受験を迎えるのか、
それは私にはわかりません。

ただし、仮に現実と多少のずれがあったとし
ても、現状行われている中学受験の準備が多
くの場合、
小学校にとって大きな負担となっているという
ことは紛れもない事実と言えるでしょう。

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