小学生時代から「ゆる体操」に親しむとどうなるのか?(8) ~「神楽坂悠真塾」の挑戦~

本連載の(3)を配信した後の7月12日、
神楽坂ゆる体操教室の元会員のお一人から、
以下のようなメールをいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6年程前に以前の神楽坂の教室でお世話になりまし
た。
出産子育てにコロナも重なりご無沙汰しておりま
す。

悠真塾についての配信を興味深く読ませていただき
ました。

もうすぐ6歳になる幼稚園年長の子どもが、人見知
りで緊張しやすく、心配しています。

ゆる体操を習慣にしてリラックスできたらいいので
はと思っています。

まだ幼稚園生ですが、悠真塾のゆる体操の部に何度
か通わせていただくことは可能でしょうか。

<後略>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私はいただいたこのメールを見て、とても一言では
表現できない深い喜びを感じました。

この「一言では表現できない」喜びの中身をお伝え
するところから、

最終回となる今回のお話を始めさせていただきます。

これまでご紹介をしてきた通り、
悠真塾の

「ゆる体操」の考え方と方法を取り入れながら
“理想の教育”を追求する挑戦

はこれまで、まさに困難の連続でした。

それが、
2018年の神楽坂悠真塾開校から4年半、
更に、2016年8月の「ゆる体操小学生クラス」
のスタートから入れるとちょうど6年

に渡る歳月を経て、

日々の実践を経て、ようやく「中味」が形になり
はじめてきた、というのが現在の状況です。

人を育てる仕事というのは、農業に近いのかも
知れません。

荒れ地を耕して畑を作り、土を育て、種をまく。
そして、天候不順やら害虫の発生やら・・・
といった様々な苦難をひとつひとつ乗り越え、
ようやく作物が出来上がる。

悠真塾は小学生生活6年間を通した指導を基本に
考えていますので、
その意味では正確にはまだ、農業における「出荷」
の段階までには至っていないのですが、

いずれにせよ

運動と勉強を通して、
小学生の “根本のチカラ”を育てる

というコンセプトを本当に実現できる教室である
ことを確信できる段階にまで進むことができまし
た。

多くの子どもたちに、
幸せな「今」と「未来」の時間を過ごしてもらいた
い。

“根本のチカラ”を持った
「強さ」と「やさしさ」を兼ね備えた人間に育って
もらいたい

・・・そのために、ここで次の段階として、

悠真塾の指導理念・指導理論・指導メソッドを
社会に広く紹介し、普及を目指す段階に入りたい
ところなのですが、

ここにきてまた
更なる「困難」が待ち受けていることが私には想像
されます。

それは、世の中の子どもをもつ保護者の方々の認
識と私の認識の間に、

まだまだ大きな「ギャップ」が存在していると私自
身が認識しているからですが、

その「ギャップ」の中身を端的に言えば、
「ゆる体操への理解」です。

悠真塾の掲げる教育理念について、
少なくともその大きな方向性に対して理解・賛同
してくださる方は、
決して少なくはないのではないかと思います。

でも、それを実現させる具体的な方法として
「ゆる体操」が出てくると、

多くの保護者の皆さんの頭の中が

「・・・???」

になる。

残念ながらまだ、ゆる体操の社会一般の認知度・
理解度の状況はそのような段階なのだろうと私は
認識しています。

でも、「ゆる体操」を一度でも体験し、

「心とからだのゆるんだ快適感」

を実際に味わったことのある方ならきっと、

あの心身の快適感を我が子にも味あわせてあげた
い。できたら、常にあの快適感に包まれながら毎日
を過ごしてもらいたい

と自然に思えるはず。

そして、悠真塾の理念から理論・方法に至るまでの
考え方も、自らの身体感覚に照らし合わせて理解・
共感してくださるのではないだろうか?

・・・という期待を込めて今回、
敢えてこの「神楽坂ゆる通信」の場を使ってこの連
載を書かせていただいたのですが、

そのような中で冒頭ご紹介をさせていただいたメー
ルをいただき、

「ゆる体操」を経験した者同士だからこそ理解でき
る深い「つながり」の存在を感じるとともに、

「これから直面するであろう困難も、
必ず乗り越えることができる!」

という勇気を得ることができました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今後の動きですが、

私の会社の中に、

「神楽坂ゆるエデュケーション研究プロジェクト」
(通称 「ゆるエデュ研」)

というプロジェクトチームを立ち上げ、

1) 神楽坂ゆる体操教室で、
「ゆる体操オンライン親子受講」
制度をスタートすること

2) 新しいメールマガジン
「神楽坂ゆるエデュ通信」
を創刊すること

の2点をスタートさせます。

1) については、

●オンライン受講限定で、
「神楽坂ゆる体操教室」会員の親御さんと
小学生以下のお子様の「親子受講」を、
お子様のご受講費は無料でできるようにする。

●小学生以下のお子様が2人以上の場合も、
同様の条件でご受講いただける。

※ただし上記2点とも、

「レッスン受講中の、危険防止の観点からの
お子さまへの目配りを、親御さんの責任下で
行っていただく」

ことへのご了承がご参加の前提となります。

●お子様だけで受講することが生じた場合は、
大人1名分の受講料が発生する。

というルールで運用いたします。

2) については、

●「ゆる体操オンライン親子受講」受講者

●メルマガ配信希望者

●その他、運営側が「神楽坂ゆる通信」リストの
中で、「神楽坂ゆるエデュ通信」を配信するのに
適切な方であると認識・判断した方

で構成されるメルマガリストを作成し、
不定期配信をさせていただきます。

今回は、前述の理由によりこの「神楽坂ゆる通信」
の場にて長期に渡り悠真塾に関する記事を掲載
させていただきましたが、

今後は時折活動のご報告等を行うことはあるかも
知れませんが、

今回のような内容はすべて「神楽坂ゆるエデュ通
信」にて発信させていただきます。

今回は、子どもの教育・子育てに関して、現在直接
の当事者ではない方からも記事について好意的な
コメントをいただき、大変励みになりました。

この場をお借りして改めて、
お礼をさせていただきます。

私のこの分野への取り組みに関し、
引き続きご興味・ご関心をお持ちくださる方にはぜひ、

「新メルマガ配信希望」

のご連絡をいただけますと幸いです。

また逆に、
今回の記事の内容に関してはご自身の興味・関心の
対象外で、「おつきあい」くださった方も多くおら
れることと思います。

そのような皆さまにも、深くお礼を申し上げます。

「ゆる体操オンライン親子受講」については、
この夏休みがスタートのチャンスということで、

スタート特典をつけたキャンペーンを組み、
改めてお送りする「キャンペーンメール」にて募集
をさせていただきます。

ぜひ、1組でも多くの皆さまにご参加いただき、

お子さまの、そして親御さんの
より快適な心とからだの実現

そして、「ゆる」を通じた
益々素敵な親子関係の実現

にお役立ていただけますと幸いです。

ちなみに・・・。

冒頭ご紹介いたしました方は早速、

「ゆる体操オンライン親子受講」

の会員となり、
先週よりお二人で楽しく、
レッスンにご参加くださっています・・・!

では、
こちらの連載はこれにて
終了とさせていただきます。

皆さまご愛読、誠にありがとうございました。

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