連休明けの悠真塾の参加者は小1の娘ひとり。
自習の時間、学校の宿題の「音読」を20回やった後、取り組んだのが、
「きらめき算数脳 入学準備~小学1年生(かず・りょう)」(サピックスブックス)
パズル感覚で「算数脳」を養う、という問題集ですが、作問が素晴らしく、毎回ただただ「さすが!」・・・と思うばかり。
「学ぶ楽しさ」の本質をついている気がします。
他に(ずけい・いち)編もあって、子どもがその日にやりたい方を選び、取り組んでいます。
私は常々、運動も勉強も「積み上げるチカラ」と「飛び越えるチカラ」の2種類のチカラを身につけるのが大切だと考えていますが、この本は算数における「飛び越えるチカラ」の養成にとても良いのではないかと思います。
(「積み上げるチカラ」「飛び越えるチカラ」が何を意味するかについては、また機会を改めてお話させていただきます)
悠真塾の自習時間は、「やらなければいけない勉強」をする“マジ勉タイム”と「やりたい勉強」をする“ラク勉タイム”の2種類を作っている・・・というお話をしましたが、娘はこの「きらめき算数脳」が大好きで、自習時間いっぱい取り組み、終了しても「もっとやりたかったのに・・・!」と拗ねるほど。
当初は「マジ勉」用に用意していた問題集なのですが、娘の中ではすっかり「ラク勉」化しています。
そもそも勉強を、「マジ勉」「ラク勉」に分けたのは、私の中に
「問題を解いたり、繰り返し書いたりするような勉強は子どもにとって楽しいものではない」
という私の固定観念があってのことでしたが、「考える楽しさ」を感じさせることで、問題集も「ラク勉」たり得る・・・ということがわかりました。
子どもが全ての勉強を「ラク勉」のつもりで取り組めるようになるのなら、それが一番の理想です。
その理想を、どのように実現させていくのか・・・?
現場での指導経験を重ねながら、今後じっくりと研究していきたいと思います。
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